SHOE LIFE(シューライフ) 「400億円」のスニーカーショップを作った男

「SHOE LIFE・シューライフ『400億円』のスニーカーショップを作った男」本明秀文著。光文社刊。

本明秀文。1968年香川県生まれ。日本未発売のレアスニーカーを販売し原宿を代表するスニカーショップとなった「チャプター」、ナイキなどとの大型コラボを展開する世界的なスニーカーショップ「atomos(アトモス)」を経営するテクストトレーデイングカンパニーの創業者。

 2021年、米スニーカー小売業大手のフットロッカー社に3億6千万ドル(約400億円)で会社を売却。現在はフットロッカーアトモスジャパン合同会社のCEO兼チーフクリエイティブオフィサーとして、引き続きアトモスなどの経営を行う。
〇元手は家族から集めた300万円。2.7坪のショップから約400億円企業を育て上げた。自由を愛する経営者のストリート流経営哲学。世界中に点在するレアスニーカーをいかにして集めて売り出したのか?スニーカーマーケット、そして実践した者が考えた知恵と商売の本質が伺える。

〇「やればやるだけ発見があった」
「商売への取り組み方と気づき」
「レアスニーカーの見つけ方」

独立独歩で道を切り開いてきた著者独特の「商売の知恵」が随所にうかがえる。

〇こぼれ話

スニーカーバブルで一番成功したのはやはりナイキだろう。時価総額の上がり方を見れば一目瞭然。2011年ごろは400億ドル(約4兆円)前後だった時価総額は、現在1400億ドル(約18兆円)規模まで伸びている。アディダスの現在の時価総額は320億ユーロ(約4兆円)だから恐ろしいほどの一人勝ちだ。

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